消費税の納税額を減らす方法はないのか(消費税の節税)

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消費税の納税額を減らす方法はないのか(消費税の節税)


 

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消費税を減らす方法は?

 
消費税の税抜き売上高が、変わらないものとしたら、

消費税が5%から8%に増税されますと、納税額は、1.6倍になり、
10%に増税されますと納税額は、5%の時に比べて2.0倍になります。 (注1)

 
経営者の皆さんがまず希望されるのは、
「消費税の納税額を増やさないこと」だと思います。
 
ですが結論を先に申しますと、
「残念ながら有効な方法はありません。」ということになります。
 
消費税の納税額を減らそうとすると、経営に悪影響が出てしまいます。
どんなことになるかといいますと、次のようになります。
 
すでにご存じかと思いますが、
消費税の納税額は、売上金額に対応する消費税額から、
仕入や経費に含まれる消費税額を差し引いて納税額を算定します。

納税額を減らすには、
売上金額を減らすか、仕入や経費の金額を増やすかしかありません。

たとえば経費を変えずに税込売上を1080万円減らし、税込仕入が648万円減ったとすると、消費税の納税額を32万円減らせます。

しかし、利益が400万円も減ってしまいます。
 
つまり、利益を400万円失ったとき、消費税額が32万円だけ減るという計算です。
つまり、消費税の削減は経営に12.5倍の悪影響を与えてしまうことになります。

税込売上高を変えずに消費税の納税額を減らすには、
仕入金額を増やすか、経費を増やすか、仕入・経費とも増やすかになります。

当然、仕入・経費のいずれを増やしても、増やした分だけ利益が減ってしまいます。
 
たとえば税込売上高を変えずに、仕入・経費を税込金額で54万円増やしたら、
消費税の納税額は4万円減らせますが、12.5倍の利益(50万円)が減ってしまいます。

つまり、経営に12.5倍も悪い影響が出てしまいますので、
経営者のみなさまに「消費税の納税額を減らそうとする対策」は、
本格的にご提案できないのです。(注2)
 
 
(注1)
(課税売上高-課税仕入高)×8% ÷(課税売上高-課税仕入高)×5%
  = 8% ÷ 5% = 1.6
(課税売上高-課税仕入高)×10% ÷(課税売上高-課税仕入高)×5%
  = 10% ÷ 5% = 2.0
 
(注2)
なお、1年の売上が1000万円以下の期間がある場合など特殊な条件のもとでは、
一時的な納税額の削減をすることができます。
 
 
 
【この記事のまとめ】

残念ながら、消費税額を減らすための有効な方法は
ほとんどありません。


  
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